こんにちは!
洗顔と歯磨き粉間違えます
ササモモです。
はじめに
このブログを読む人は以下のことを押さえておきましょう!
■2022年12月5日から無人航空機(ドローン)に関する制度が開始されました
- 機体認証 ⇨無人航空機の強度、構造および性能について検査を行い機体の安全性を確保する認証制度
- 無人航空機操縦者技能証明 ⇨無人航空機を操縦させるための必要な技能(知識および能力)を有することを証明する資格制度
- 運航ルール ⇨無人航空機を飛行させるために必要な運航に関わる各種制度
■今回受験した一等無人航空機操縦者技能証明について
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、国土交通省より指定された無人航空機操縦士試験機関(指定試験機関)として、昨年12月より無人航空機操縦者技能証明(操縦ライセンス)の国家試験(学科試験・実地試験・身体検査)を段階的に開始しております。
無人航空機の操縦者技能証明を取得するためには、取得方法が2種類あります。
①事前に勉強していくVer.
身体検査(オンラインでOK)・学科試験と実地試験は試験会場に行き、受験
②全て登録講習機関にて講習の受講を行うVer.
講習カリキュラムを全て修了したのち、学科のみ試験を受ける(その場合、指定試験機関での実地試験は免除)
今回の私のパターンは、いわゆる一発試験というもので①のパターンです。
■レベル1〜4(カテゴリーⅠ〜Ⅲ)飛行を全て実現させるために各制度が整備されました
- レベル1 ⇨目視内で操縦飛行(空撮等)
- レベル2 ⇨目視内で自律飛行(農薬散布等)
- レベル3 ⇨無人地帯での目視外飛行
- レベル4 ⇨有人地帯での目視外飛行(荷物配送等)
■レベル4飛行を実現すると・・どんな将来が待っている?
インフラ整備面でいうと橋梁や砂防ダム、工場設備などの保守点検。エンターテイメントだとスポーツ中継や写真や映像撮影のために役に立ちますね!さらに市街地や山の中、離島に医薬品・食料品を届けるなんてことも当たり前になります。目視で見える範囲以外の場所にもドローンを介して物事が進められるようになる、そういった創造ができます。
ドローン歴8年の私が国家資格にチャレンジしようと思ったきっかけ
よくこの界隈の人たちの会話を聞いていると、いわゆる人がいう「ドローン免許」という無人航空機操縦技能証明について、
「操縦技能証明なくてもドローン飛ばせるんだよ」
「なんで取りに行くの?まさかレベル4飛ばすつもり?」
なんて思っている人もいると思います。いや、私も実際にそうで、国家資格になったら突然みんな飛びついて、忙しない時代がやってきたなと思っていたくちでした。
何でそう思ってたかって、業務でカテゴリーⅢ(レベル4)ばりの飛行操縦をすることなんて、私にはないからです(笑)今の所ね。
・第三者上空を立入管理措置なし、目の届かないところまで飛行させる業務
そんなもんやらんわ!こわすぎるわ!笑。
私が、ドローンを続けてて皆んなに発信するときに、ものすごく大切にしていること。「自分で進んでみた先にみえたものをくちにすること」をモットーに掲げているので、だったら私受験しなきゃじゃない?!と思った次第です。(ドのつく単純な動機乙)
なので、この制度がいいのか良くないのかなんて自分で当たってみて実際に感じたことを伝えたかったっていうのが本音。本当に活用するときなんて多分ありません。
あとは「操縦技能証明」という名称だったことで、少し肩の荷がおりたというか、言葉では伝えにくいですが、私の中で「8年やってきた技能試してみたいかも?」とちらっと思えたことが受験のきっかけでした。
みなさんはどうですか??
そして、なんで一発試験にしたのかというと、単純に追加受講料の高さにびっくりしたから(笑)むぅーーーーーりーーーーーーってなりました。
あと実地試験免除とか、怖すぎます。だって仕事で受注するんでしょう。。免除ってむしろ何?って思っちゃいまして。だったら実地数十回受験したとしても講習料までいかないだろうし、技能もあがるし、それはそれでいいんじゃない?と思った次第です。(ポジティブ)
国家資格【無人航空機操縦技能証明】持っていなくてもドローンは飛ばせます
そうそう。押さえておかなければならないことは、今回受験した一等試験・二等試験ですが、特にこの試験を受験しないと”ドローン飛ばしちゃいけない”なんてことはないんですよ!「特定飛行」に当てはまる飛行であってもカテゴリーⅢ飛行でなければ、今まで通り国土交通大臣への許可・承認を受けることができるなら、ドローンの飛行は可能です!
無人航空機の特定飛行とは?
●飛行空域
- 空港周辺の空域
- 150m以上の高さの空域
- 緊急用務空域
- DID地区上空の空域
●飛行方法
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 30m未満の飛行
- イベント上空飛行
- 危険物輸送
- 物件投下
国家資格受験のために使用した資料やサイトについて
🔻🔻🔻🔻これはマスト教材です!!5回以上読んでください🔻🔻🔻🔻🔻
教材:無人航空機の飛行の安全に関する教則(令和5年4月13日版、第3版)
https://www.mlit.go.jp/common/001602108.pdf
教材:無人航空機の飛行の安全に関する教則(令和4年11月2日版、第2版)
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001520517.pdf
※自身が受験する試験が第2版対応試験なのか、第3版対応の試験なのか要確認!
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教材:ドローン操縦士免許完全合格テキスト(おまけ)
結構賛否ありますが、個人的には他で書いてない内容も含まれていて、結構勉強になりました。目的の違いかとは思いますが、受験して資格を取りたい!という気持ちが前に出過ぎていない人で、より深く勉強をしたい方にはおすすめです。千葉大名誉教授の野波先生が監修している書籍です。
野波健蔵(監修)佐藤靖(著)
◎一等学科試験サンプル問題
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001520518.pdf
◎二等学科試験サンプル問題
https://www.mlit.go.jp/common/001493224.pdf
試験前に見ておくと大変参考になる動画チャンネル
こちら勝手にササモモが受験前にスマホの画面に穴が開くくらいみていたYoutubeチャンネル様でございます。
一等・二等とともに受験前に情報収集として大変参考になりました!試験対策を丁寧に説明されていて、わかりやすすぎます。一等計算方法も細かく教えていただいています。(本当に本当にありがとうございます!)
一等・二等とともに試験の要点や計算方法、教則に関する全てを網羅しています。とても覚えやすい語呂を教えてくださったり、LINEでもサポートしてくれているそうです。ショート動画もだされています。(本当に本当にありがとうございます!)
ぜひ、皆さんも無人航空機の技能操縦者認定証を取得する際に困ったら、上記の教材を参考にしてみてくださいね!
■おわりに
今の所、一等・二等と学科試験のみ受験済み。両方合格しましたが、実地試験については2ヶ月くらい本気で練習を楽しみたいので、もう少し先になると思われます。会場の場所もまだ関東近辺ですと、少し距離がどちらもあるので、どこで受験するか検討しているところではありますね。ちなみに某サイトに実施試験の合格率27%って書いてあって、絶望的な気持ちになった私です(笑)
一等・二等試験 国家資格【学科】のポイント
航空安全:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール - 国土交通省
■無人航空機技能証明証の国家資格取得に関するサイト
スタンプ第1弾
スタンプ第2弾