こんにちは!
おうち時間はほとんど森作ってた
ササモモです。
はじめに
今回の記事はなんだかヘビーな表題で始まっているのですが(笑)ネガティブな話は一切出てきません。期待しちゃった方ごめんなさい。でもめちゃ真面目な話です。
先に伝えておきたいことがあります。全然関係ないけれど、このブログの登録者様が85名になりました!!自分のやってきたことが誰かの何かになるということは、とても嬉しいことですね♪そしてずっと動いていないLINE登録はあと6名様で100名を突破することが出来そうです・・・!! 遅ッッ
本当にいつも読んでいただいている方には、ありがとう。その言葉しか見当たりません。本当にありがとう。では今回の本題へ参りましょうね。
- はじめに
- ドローン事業は一人じゃできない
- チームで運用する時は自分の役割が操縦じゃない場合もある
- 誰がプロ操縦士であるかどうかは企画段階で9割決まっている
- 素晴らしいプロ操縦士は●●と●●●を持ち合わせている?
- 得意分野を活かすことこそが己の道
- ドローン操縦のプロになれない理由まとめ
ドローン事業は一人じゃできない
これってもう結論みたいな話かもしれないけど、ドローンを始めた頃はこう思っていました。「ドローン操縦してお仕事を沢山するぞ!」と。最初の1〜3年はドローン操縦してお仕事をいただいていました。いや、今もないわけではないのですが、ドローンを操縦するだけではなく、もちろん打ち合わせから撮影・編集・納品まで全て一人でこなしていたのは最初の3年までです。
大手の会社を相手にするとなるとやはり様々な契約書にサインするので社会的責任もブチ上がりますし、絶対に良いもの撮影しないと価値にあわないでしょって自分を叩きのめした結果、徐々に自分で手に負えないものは「その道のプロに任せる」を選択するようになりました・・というのも全部自分でやっていたら時間がどうしても足りないのね、と思い、自分が持っていて時間がかかりすぎているものを手放すことを決断したからです。
時間が空くことで次のステップに取り掛かることができるので、ビジネス的には万歳です。もうこの時点で”プロ操縦士になる道”から外れたんだなと感じました。
チームで運用する時は自分の役割が操縦じゃない場合もある
ドローンを運用する上で、撮影現場に立つ人間は私一人だけではありません。常時2〜3名、多い時で7〜8名位います。現場監督、撮影者、補助者、アシスタント、安全運航管理者など。兼任で行う場合もあれば、予算やビッグプロジェクトの場合もっとスタッフを抱える現場もあります。その中で回数を重ねていくごとに任せられていくポジションが変わってくるんですね。
プロのドローン操縦者を任せられる人というのは”誰がみても操縦が安定的で落ち着いている人、技能があって確実にそこに対価を生むことが出来る人材”だと私は思っています。企画立案する立場もあるので、企画書を作るときにそうやって人材を配置するからです。。
そういう名札みたいなものが与えられるか与えられないかの違いかなと最近は思っていて、やはりプロと名前がつく限り、報酬がつけられるか、つけられないのか?は大きなステップだと思います。
誰がプロ操縦士であるかどうかは企画段階で9割決まっている
自分が何が得意かなんて自分が一番わかっている、そう思っている人もいるでしょう。でも大抵、企画立案する段階は違う人が実権を握っていて、その人が見立てたプランに沿う人材しか集められません。
それぞれの役割に算段をつけて企画を持っていくため、その時点でプロ操縦士に当て込められる人間は1割しかいません。何度も言うようですが予算によって確実な対価となる映像を作り出せる人しかプロのステップには残れないのです。
だからと言って安価な案件には適当な人材を当て込むのか?と言われるとそうもいかないのがこのドローン操縦士という職業なのです。
素晴らしいプロ操縦士は●●と●●●を持ち合わせている?
ここに当てはまる言葉なんだと思いますか?人それぞれ考えは違うと思いますし、何でも当てはめられるといえばそうなんですが、私は個人的に「経験と柔軟性」だと思っています。ドローン空撮って空を撮影するだけではありません。
これは次も説明をしますが、TVのコマーシャルやバラエティ旅番組のような繊細な空撮だけがドローンの役割(空飛ぶカメラとしての活用)と考えている方が多いと思うのですが、物を運ぶこともあれば、人を助けに山に入ったり、と様々な手腕が必要なケースが多く存在します。その時にいかにクライアントの要望を吸い上げて積み重ねた実績を紹介することができるか?知識と経験がここですでに必要になってくるというわけです。
現場では言われたことをこなすのはもちろんですが、クライアントが思い描いているイメージとこちら側が提案した内容に解離が生まれると不必要な素材が手に入ることになります。いかにドローンらしい撮影の提案ができるかは柔軟性にかかってくると思います。
私も操縦者の横にいる時によく聞きます。「こういうカットって撮影できますか?」という現場での急な要望です。その時に瞬時に何を提案できるかによって、安全性と撮影技法が大幅に変わってきます。少なくとも私が見てきた先輩方はその手のプロでした。
得意分野を活かすことこそが己の道
ドローンを扱う現場は、多岐に渡り計画されています。
・農薬散布
・映像コンテンツのための空撮
・橋梁、送電線等のインフラ点検
・空中写真の測量
・ソーラーパネル等の設備の点検
・離島や山間部への荷物配送
・被災状況の調査、行方不明者の捜索
・長大なインフラの点検
・都市内での物流、警備
・災害直後の救助、避難誘導、消化活動の支援
・都市部のインフラ点検
この内容はほんのごく1部の計画から抜粋してきた物です。上記以外でも自分の専門分野はどこでしょうか。教育なのかエンターテイメントなのか、はたまた開発なのか?
そしてそもそも操縦を必要とした業務であるのか、とも言えますよね。ドローンってどうやら稼げるらしいよ!と一時話題になっていましたが自身の職業としてドローンをどう活用したら稼げるようになるのか、向かい合って決めていくと良いでしょう。
プロの操縦士だけが活躍する現場は個人で活動されている写真家さんだとありえますが一人で運用されている職業の方はごくわずかですよね。
ドローン操縦のプロになれない理由まとめ
結論、自分にしか出来ない立ち位置がこの仕事には存在するってことです。
私みたいにプロの操縦士の志を忘れることなく業務に携わっていくという道もあるんです。あなたもドローンのなんかしらプロにはなれるよってお話でした。
私は操縦はできないけれど、安全運航の管理者としての自分に誇りを持っています。どんな現場でもどんな状況でも慌てず騒がず、状況を見極めて全員を守ることを優先にしています。
と、長すぎましたね(笑)自分にしかできないことって絶対にあると思っています。全部できる人って超人ですよね。何が得意で何が専門分野なのか、ドローン関連で事業を行う時は自分一人ではなくチームで活動することを念頭において立ち上げることが重要なのかなと、ここ最近は実感しています。苦しい時も楽しい時もみんなで一緒に立ち向かえば意外と解決するものですよね!
さて、次の現場も頑張るぞ。
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ササモモ